皆さんこんにちは、hiroYamaDの「overseablog」です。
最近のブームで神社巡りをしています。
今回は、兵庫県加古川にある3神社を巡ってき来ました。
知名度は高くないですがそれぞれ特長があります。
興味のある方に少しでも参考になれば嬉しいです。
加古川3神社を巡る旅 by「overseablog」
泊神社(とまりじんじゃ)
泊神社は、兵庫県加古川に位置する神社です。
祭神
泊神社の祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、および國懸大神(くにのかかすのおおかみ)です。
歴史と伝説
この神社は昔より海の安全を守る神社として崇められてきました。
「泊」は停泊地として昔は港近くとして栄えた場所に由来しています。
伝説では、神代に伊勢神宮の御神体の1つである御鏡がここに泊まり着いたことが神社の起源とされています。
文化財
泊神社には多くの文化財が残っています。
例えば、宮本武蔵の養子・伊織(いおり)が社殿を改築した際に寄進した絵馬や棟札(むなふだ)、花崗岩製の石灯籠が残っています。
どうやらここでも宮本武蔵は実在した証拠があります。
また、三十六歌仙絵図が存在し、これは保存状態も良く、大伴家持を含む32枚が現存しています。
その他の特徴
泊神社は戦国時代が終わった近世のはじめにおける復興の歴史も持っています。
当地出身の宮本伊織や田原家、宮本武蔵らの関係が見られます。
浜宮天神社(はまのみやてんじんしゃ)
浜の宮天神社は、兵庫県加古川市に位置する歴史と自然が豊かな神社です。
所在地と交通アクセス
浜宮天神社は加古川市の南部海岸線沿いにあります。
最寄りの駅は山陽電鉄の浜の宮で、そこから神姫バスを利用することができます。
祭神
この神社の主祭神は学問の神として広く崇敬されている贈太政大臣正一位菅原道真公です。
伝説によると、901年に菅原道真公が筑紫への左遷の途中、この地で休息し、海上の平穏と万民の幸福を祈願し、記念に松を植えたと言われています。
さらに、脇殿には大国主命と少彦名命が祀られています。
社殿と環境
神社の社殿は改築のため現代風で、朱塗りの美しい社殿が特徴です。
境内には、道真公が手植えとされる「加古の浜松」の大松があり、松の枝は九州太宰府を指していると言われています。
神社は広い浜の宮公園の中に位置し、この公園には松が群生しています。
この公園にはグラウンド、バレーボールコート、市民プール、自由広場などが整備されており、市民のレクリエーションの場となっています。
尾上神社(おのえじんじゃ)
所在地と歴史
尾上神社は兵庫県加古川にある歴史豊かな神社です。
この神社の起源は、伝説によると神功皇后が三韓征伐の際にこの位置に上陸し、長雨のために船を進めることができなかったため、「鏡の池」で潔斎沐浴して晴天を祈願し、住吉大明神を降臨したといわれています。
祭神
尾上神社では、住吉四所を祀っており、主祭神は住吉大明神です。
文化財と名所
この神社は、数多くの文化財や名所で知られています。
尾上に鐘:国の重要文化財に指定されている釣り鐘
尾上の松:謡曲「高砂」にも詠われた「尾上の松」があり、現代は5代目です。
社殿と建築
神社の本殿、拝殿などはすべて国の登録有形文化財に指定されています。
社殿は加古川河口近くに位置し、境内入口正面に建っています。
アクセス
尾上神社は加古川市の中心からアクセスが良く、無料駐車場もあります。
まとめ
今回は「2024年 兵庫県加古川にある3神社(泊神社、浜宮天神社、尾上神社)について」をシェアしました。
規模はそれほど大きくありませんが、それぞれ歴史と自然が豊かです。
興味のある方は訪れてみては如何でしょうか。
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