皆さんこんにちは、hiroYamaDの「overseablog」です。
先日、高砂市の高御位山の登山と鹿嶋神社に行ってきました。
兵庫県の播磨地方に位置する高御位山と鹿嶋神社は、自然愛好家や歴史ファンにとって魅力的な目的地です。
この地域は豊かな自然と深い歴史を併せ持ち、訪れる人々に忘れがたい体験を提供します。
興味のある方はぜひご覧ください。
高御位山と鹿嶋神社について by「overseablog」
高御位山(たかみくらやま)
高御位山(たかみくらやま)は、兵庫県加古川市と高砂市の境に位置する標高304メートルの山です。
その端正な姿から「播磨富士」の愛称で親しまれ、地域のランドマークなっています。
山の特徴と眺望
高御位山の魅力は、その比較的低い標高にもかかわらず、素晴らしい眺望を楽しめることです。
山頂からは、播磨平野や瀬戸内海を一望でき、天気が良ければ明石海峡大橋、関西国際空港、六甲山、淡路島、小豆島、さらには四国まで見渡すことができます。
見る景色は最高です!
この絶景のため、高御位山は初日の出スポットとしても人気があります。
切り立った場所に立つと足がすくみます
歴史と文化
山頂には高御位神社があり、その由緒によると欽明天皇10年に創立されたとされています。
神社の祭神は大己貴命と少彦名命で、国造りのために降臨した場所とされています。
また、1921年には地元出身の飛行士、渡辺信二が自作のグライダーで飛び立った歴史的な場所でもあります。
登山と自然
高御位山は、東播磨丘陵高御位山系の一部で、「播磨アルプス」と呼ばれる連峰を形成しています。
登山コースは複数あり、初心者から経験者まで楽しめます。
特に、成井登山道は整備が行き届いており、家族連れにも人気です。
それでも、かなり疲れるので休憩を挟んで登りました
一方、播磨アルプスコースは、本格的で冒険心をくすぐるルートとなっています。
鹿嶋神社(かしま):学問の神が宿る古社
高御位山の麓に鎮座する鹿嶋神社は、深い歴史と文化を持つ神社です。
創建と由緒
鹿嶋神社の創建は平安時代にさかのぼります。
969年(安和2年)に、陸奥国の鹿島神宮の御分霊を勧請したのがはじまりとされています。
また、別の説では奈良時代に聖武天皇の勅願により、播磨国分寺の鎮護の神として奉祀されたといわれています。
とても立派な神社なんです!
学問の神としての信仰
鹿嶋神社は古くから学問の神様が宿ると信じられてきました。
そのため、受験生や親たちが合格祈願に訪れる場所として広く知られています。
この伝統は今日まで続いており、多くの参拝者を集めています。
神社の特徴
鹿嶋神社に近づくとチタン製の大鳥居が建立されており道に迷うことはないでしょう。
境内に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのが、左右に並ぶ無数の石灯籠です。
約70〜80mにわたって続くこの光景は、訪れる人々に畏敬の念を抱かせます。
また、「鹿嶋大神」の大石碑は、石の産地である高砂市ならではの迫力ある作りとなっている。
神社全体が木々に囲まれているため、緑色した木漏れ日が石の階段や灯籠に反射し、独特の雰囲気を醸し出しています。
参道には、名物の「かしわ餅」が販売されているよ
アクセス
公共交通機関を利用する場合は、JR山陽本線の曽根駅または加古川駅から神姫バスで「鹿嶋神社」バス停下車が便利です。
車を利用する場合は、鹿嶋神社の駐車場を利用できます。
高御位山と鹿嶋神社の関係
高御位山と鹿嶋神社は、単に地理的に近いだけでなく、精神的にも深いつながりを持っています。
鹿嶋神社は高御位山登山の起点となっており、多くの登山者が神社を参拝してから山に向かいます。
この組み合わせは、日本の自然崇拝と神道信仰が融合した典型的な例といえるでしょう。
山岳信仰の要素を持つ高御位山と、学問の神を祀る鹿嶋神社が共存することで、この地域独特の精神文化を形成しています。
まとめ
高御位山と鹿嶋神社は、播磨地方の自然と歴史、そして信仰を体現する貴重な場所です。
低山ながら絶景を誇る高御位山と、学問の神として崇められる鹿嶋神社は、それぞれが独自の魅力を持ちながら、互いに特徴を活かす関係にあります。
これらの場所を訪れることで、日本の山岳信仰や神道の伝統、そして播磨地方の豊かな自然を一度に体験することができます。
登山愛好家、歴史ファン、そして精神的な癒やしを求める人々にとって、高御位山と鹿嶋神社には必見の観光スポットといえるでしょう。
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