【海外旅行】2025年 関西国際空港の現状を報告します

皆さんこんにちは、hiroYamaDの「overseablog」です。

マレーシアに旅行するため、関西国際空港を利用しました。

関西国際空港(以下KIX)は、大阪湾に浮かぶ人工島に建設された西日本の空の玄関口であり、1994年の開港以来、初のリノベーションの真最中です。

2025年3月27日にはグランドオープンを予定しており、より多くの旅行者を迎えるために、国際線のキャパシティを大幅に拡大します。

2025年2月のKIX現状報告 by「overseablog」

旅客数の予測

大阪・関西万博が開幕する今年には、総旅客数が2018年に比べて約1.3倍の3,733万人に達すると言われています。

関西エアポート(KAP)などが設置した調査委員会は、2030年度には総旅客数が最大で5,000万人になると見込んでいます。

国際線旅客数も増加しており、2025年度には2,500万人を突破する可能性が高いと言われています。

リノベーション

現在、KIXでは、1994年の開港以来初となる大規模なリノベーション工事が進められています。

このリノベーションでは、国内線と国際線の配置を見直し、保安検査場を集約・拡張し、国際線エリアの面積を60%増やすことで、国際線のキャパシティを大幅に向上させています。

2025年2月のリノベーション状況

2025年グランドオープン目前の状況を確認してきましたので報告します。

2024年1月は2Fのレストラン街(Tasty Street)は数店舗のみ開業していたが、2025年2月は殆どの店舗が開業していた。

国内線カウンター前の店舗はまだ工事中している箇所もありました。

それでもマクドナルドは営業中。

保安検査場はいつも長蛇の列だったけれど今回は殆ど待たなかったよ

保安検査では、パソコンを出さなくても検査ができるようになったのが効果的だね

国際線ゲートエリアも昨年より多くの店舗が開業しているよ

開業していないエリアも一部あります。

2022年10月には新国内線エリアがオープンし、2023年12月には新しい国際線出国エリアがオープンしました。

課題

旅客数の増加に伴い、発着回数の増加が見込まれています。

大阪・関西万博期間中のピーク時には、1時間あたりの発着回数上限45回を超える時間帯が発生すると予測されています。

特に12時台には60回に達する可能性があるため、混雑時の緩和が必要かもしれません。

チェックインカウンターの渋滞はあまり解消できていません

エアアジアでは3時間前に行ってもかなりの渋滞でした

オーバーツーリズム

2025年の大阪・関西万博開催に向けて、観光客が増加されている一方で、オーバーツーリズムへの懸念も生じています。

オーバーツーリズムとは、観光客が集中しすぎて、地域住民の生活や環境に影響を及ぼす減少です。

具体的には、交通機関の混雑、宿泊施設の不足、騒音、ごみ問題などが挙げられます。

KIXや周辺地域では、これらの問題に対する対策が求められています。

アクセス

概要

KIXへのアクセスは、電車かリムジンバスが便利です。

どちらを選ぶかは出発地や気分次第!

リムジンバスは乗り換え無しで空港に行くことができます。

時間に余裕が無い方は、電車がおすすめです。

大阪から:JR大阪駅から関空快速で約1時間10分で料金は1,210円。

「特急はるか」利用の場合は約50分、別途特急券(自由席1,200円)が必要。

リムジンバスなら約50分で1,800円。

京都から:JR京都駅から「特急はるか」で約1時間20分、3,110円(自由席込)。

空港バスは約1時間30分、2,500〜2,800円(全便予約制)。

三宮から:阪神「神戸三宮」前からリムジンバスに乗るのがおすすめ。

約1時間で2,200円

JR三宮駅、阪神神戸三宮駅からはJRもしくは南海電鉄に乗り換えが必要。

今回、JRがトラブルで遅延していたため、阪神神戸三宮駅から大阪難波、南海なんば駅から関西国際空港駅まで利用しました。料金は1,390円

リムジンバス状況

リムジンバスはコロナウィルス以前の運航にまだ戻っていません。

未だ運休中の路線は以下の通り

大阪府

・あべのハルカス(天王寺駅)

・茨木

・寝屋川・枚方・くずは

・南海なんば駅(深夜バス)

奈良県

・大和八木

和歌山

・高野山

岡山県

・岡山

香川県

・高松

近場で交通の便が良い場合、もしくは遠方の路線は未だ運休中です

ホテル

ホテルはホテル日航関西空港が便利です。

昨年に比べ値上がりしていますが、前乗りには非常に便利です。

One Harmonyの会員になり、5pm以降のチェックインであればお得です。

まとめ

今回は、2025年 関西国際空港の現状を報告しました。

2025年の大阪・関西万博が開幕があればこそのリノベーションです。

なければ、そのままでしょう。

そういう意味では、万博や大きなイベントはカンフル剤になるのです。

スムーズな出国とインバウンド効果を期待したいです。

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